MASUKURA GOLF INTERNET INFORMATION SERVICES |
平塚富士見CC、レイクウッドGC等が特別清算へ (04/09/13)
平塚富士見CC(神奈川県)、レイクウッドGC(神奈川県)、レイクウッドGCサンパーク明野コース(山梨県)、レイクウッドGC富岡コース(群馬県)を経営する湘南観光開発鰍ェ、8月23日に特別精算を申請し、同27日に開始決定を受けました。負債額は預託金が約280億円、金融債務が約300億円など総額で約600億円にのぼる模様です。同社は昭和34年に設立され、前記ゴルフ場を順次開発、開場してきましたが、預託金償還問題の発生、明野コースと富岡コースに対する開発資金の回収難等々が原因となり、今回の特別清算に至ったとのことです。今後は、会員のプレー権を確保しつつ相応に社会的信用のある企業に事業を引き継いでもらう意向とのことですが、それがどこになるのかは未だ明らかになっていません。4コース共に9月3日より名義書換えを停止しました。直前の相場は、平塚富士見CCが1175万円、レイクウッドGCが2725万円、明野コースが225万円、富岡コースが185万円と高値で安定しており、購入希望も多い状況でした。今回の突然の破綻は、会員権相場とゴルフ場の実際の経営状態が必ずしも一致していないことを示す事例となり、今後、大きな影響が出てくることが懸念されます。
Copyright (C) 2004 Masukura Corp. All rights reserved.