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法的整理後ゴルフ場の好決算 (04/09/21)
ローンスター・グループ入りした各ゴルフ場経営会社の決算公告が官報に載りました。同グループは米国資本の投資会社で、同様他社と競うようにして日本国内の経営破綻したゴルフ場を傘下に収めており、例えば、太平洋観光開発梶i扶桑CC等)、エスティティ開発梶i千代田CC等)、樺n産(岡部チサンCC等)などがグループ入りしています。決算によると、各社によって差異はあるものの法的整理により大幅に負債額が圧縮され、利益が出る経営形態へと大きく変化しています。売上げに対する利益の割合はゴルフ場経営では10%を超えることが難しい現状ですが、樺n産は10%以上、エスティティ開発鰍ヘ20%以上と優れた利益率を残す結果となりました。加えて当期利益については、債務免除益等が大きく影響し太平洋観光開発鰍ェ約1378億円、エスティティ開発鰍ェ約2896億円と莫大な利益となっています。経営破綻、法的整理、米国資本へのグループ入りというゴルフ場再生方法については、未だその評価は定まっていません。しかしながら今回の公告によって、その手法がゴルフ場の経営内容を大きく改善し、大幅な増益をもたらすことが明らかになりました。このことは、会員権相場に必ず反映されてくると考えられます。
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