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鳩山ＣＣと東庄ＧＣが民事再生法を申請 (04/10/04)
鳩山カントリークラブ（埼玉県）と東庄ゴルフ倶楽部（千葉県）が、民事再生手続の開始を申請しました。負債額は鳩山ＣＣが約143億円、東庄ＧＣが約100億円で、いずれもマンション開発大手の㈱大京のグループ・ゴルフ場です。鳩山ＣＣは、昭和56年に会社が設立され、昭和59年に㈱大京が株式を取得、昭和61年に開場、会員の最終募集金額は6000万円で平成10年には預託金償還問題解決のため会員権の分割を会員に対して提案、直近の年収入高は約9億6000万円を計上していました。一方、東庄ＧＣは、昭和62年に鳩山ＣＣの子会社として会社が設立されました。両ゴルフ場共に、不況による入場者数の減少等で厳しい経営が続き親会社である㈱大京から支援を受けていましたが、㈱大京そのものが産業再生機構の支援によって再建を目指すことになり、ゴルフ場事業からの撤退が決まりました。そのため、今後、親会社から支援を得られる見込みが無くなり、今回の申請に至った模様です。再生法申請直前の会員権相場は、鳩山ＣＣが195万円、東庄ＧＣが45万円となっており、鳩山ＣＣは購入希望の方が多い状況でした。先日の平塚富士見ＣＣとは状況が異なるものの、今回も会員権相場に兆しが出てこない突然の破綻です。
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