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会員権相場が下げ基調へと変化してきました (04/10/12)
ゴルフ会員権相場が下げ基調へと変化してきました。今年になって穏やかに上昇を続け、いよいよ相場は底離れかとも思われましたが、すっかり染み付いてしまった沈滞ムードは簡単には払拭できないようです。今回、相場が下げ始めた理由として、大きく2つの要因が挙げられると思います。ひとつは、相次いだ著名ゴルフ場の経営破たんです。平塚富士見CC、鳩山CC、飯能グリーンCC等がここ1か月前後の間に、いずれも相応の会員権相場をつけていた状況で突然破たんし、会員権相場がゴルフ場の経営状況を正しく反映できていないことを露呈してしまいました。今ひとつは、会員権売却による譲渡損を損益通算することが来年からできなくなる、という報道です。実際には決定したわけではなく、話しだけが先走りしているような状況ですが、税理士から売却を勧められた等々の話しも出ています。節税対策として会員権売却で損益通算することはこれまでも多くの方が利用してきましたが、最近、可能なうちにという気運が高まりつつあります。全体的には会員権相場は下げ始めてきましたが、個別でみれば底堅い物件も多数あり、下げが続くか止まるかは、いま少し状況を見守る必要がありそうです。
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