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会員権相場が下げ止まりました (04/12/13)
ゴルフ会員権相場が下げ止まったようです。本年の会員権相場は、年初からほぼ横ばいもしくは穏やかな上昇の状況が続き、7月末には関東圏の平均値で約10%値上がりしました。市場の動きも安定し、いよいよ相場の底離れかとも思われました。しかし、実際にはゴルフ場の破綻ペースは鈍っておらず、暗いニュースが続いていたこと、ゴルフ会員権を売却して損金計上する、いわゆる節税対策が来年からできなくなるとの報道が春頃にあり、それが夏頃に多くのゴルファーに浸透してきたこと、などから売却希望の増加並びに購入希望の減少の動きが出始め、相場の上昇が止まりました。そして相場が弱含みに推移し始めてきた矢先、平塚富士見CC、レイクウッドGC、鳩山CC等の、相応の会員権相場で推移していたゴルフ場が相次いで経営破綻し市場に大きな影を落とすとともに、年末が近づくにつれて節税対策を目的とした会員権売却が急増しました。相場は大きく下げ始め、先週の関東圏の相場は年初比で約6%の値下がりとなっています。12月に入り、市場では安い売却希望が無くなると同時に積極的な購入希望が出てくる動きが見て取れ、ひとまず下げ基調から脱したようです。年内はこのままの状況が続くと思われます。
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