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会員権相場のこれから (05/01/04)
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年のゴルフ会員権相場は、年初から少しずつ上昇していきました。市場は比較的安定し、長年続いた相場の下落も終わっていよいよ底値から上昇基調へと変化していくとも思われました。しかし秋口から勢いよく下げ始め、それまでの上昇分を食い潰し、関東圏の平均相場は年初、年末対比でマイナス5.3%と、相場の下げ基調は止まっていないという結果を示すに至りました。知名度のあるゴルフ場が相次いで経営破綻したことや、会員権売却による節税対策ができなくなるとの報道などの影響が原因として挙げられますが、まだまだ会員権相場は下げの余地がある、との認識が未だ払拭できていないことが根底にあるのではないでしょうか。本年の相場はどうなるか。ここ数年の単位でみると相場はほぼ横ばいという状況です。ゴルフ場の破綻が続いているなかにあってのこのような相場の動きをみると、今が底値圏と考えられます。再生するゴルフ場は増え続けており、いわゆるゴルフ場業界の大リストラも難所は過ぎたと思われます。長期的な視野に立てば、相場は穏やかな上昇基調で推移していくのではないでしょうか。
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