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ホウライＣＣ、西那須野ＣＣの預託金償還対応策 (05/02/14)

ホウライカントリー倶楽部（栃木県）はまもなく預託金償還期限が到来しますが、その対応策が明らかになりました。現在、同倶楽部は、営業努力による来場者数の増加と諸々のコストダウンにより赤字を縮小し、償却前の営業利益でははじめての黒字を計上するなど、財務内容が改善されてきています。そのような状況下で、据置期間15年の預託金の償還期限が本年8月に到来予定となっていますが、約115億円の預託金については多くをゴルフ場の建設資金等に利用しており、全額を即時返還できるような状況にはありません。そのため、預託金はその約1割を返還すること、残りの預託金については更に15年間の据置期間を設けること、高額面の会員権については全会員権口数1500口を限度に分割すること、分割した会員権の初回の名義書換料は無料とすること、これまで取扱いを一社に限定していた会員権の売買業務を一般業者に開放し会員権市場で普通に売買ができるようにすること、等々の対応策が理事会と取締役会で決められました。なお、3年後に償還期限が到来する、系列の西那須野カントリー倶楽部（栃木県）についても同様の策が講じられました。今後は、会員の同意が順調に得られるかが焦点になると思われます。

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