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ゴルフ場の民事再生手続開始等の状況 (05/03/28)
最近、関東圏で発生したゴルフ場の民事再生手続開始等の状況についてお伝えします。2月21日にカントリークラブ ザ・ファースト(千葉県)が会社更生手続開始決定、3月8日に南千葉ゴルフ倶楽部(千葉県)が破産手続開始決定、3月10日に胎内高原ゴルフ倶楽部(新潟県)が民事再生手続開始申請、3月14日に山武グリーンカントリー倶楽部(千葉県)と東雲ゴルフクラブ(栃木県)が民事再生手続開始申請、3月18日に東京国際カントリー倶楽部(東京都)と桜ゴルフ倶楽部(茨城県)へ会社更生法の規定に基づく保全管理命令、等々が発生しています。上場企業などとは異なり、ほとんどのゴルフ場ではその財務内容について公にすることはなく、外部は当然のこと、在籍会員であってもゴルフ場の経営状態を知ることは困難と考えられます。突然の経営破たんは残念な出来事ではありますが、最近は多くのゴルフ場が再建を果たしており、ほとんどが大きく経営内容を改善しているようです。会員権相場についても破たん前と同等に戻ったり、以前より良くなっている事例もあります。ザ・カントリークラブグレンモア(千葉県)が会社更生手続終結、ザ・フォレストカントリークラブ(静岡県)が再生手続終結の決定を受けました。
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