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鳩山CCの再生計画案が可決 (05/04/11)
鳩山カントリークラブ(埼玉県)の再生計画案が可決しました。同クラブは、昨年9月に民事再生手続開始の申請をしています。再生計画案は、経営会社側のものと会員組織側のものの2案が提案されていましたが、3月30日の債権者集会では、賛成多数で会員組織が提示した計画案が可決されました。経営会社である鳩山観光鰍フ負債総額約141億円のうち会員の預託金が約135億円と大半を占めていたこと、ゴルフ場自体が立地条件に恵まれているため安定した収益を見込め、支援するスポンサーがいなくても再建を果たせる見込みがあること、などが可決理由として考えられます。会社側案は森インベストメント・トラスト鰍再建スポンサーとしたものでしたが、会員側のものは、会員が組織する有限責任中間法人鳩山カントリークラブを立ち上げ、鳩山観光鰍ェ株式を全額償却後に新規発行する全株式を中間法人が引受け、引続き会員として残る会員は預託金が68.8%カットされ残額を中間法人に債権譲渡する、という内容になっています。名義書換は再生計画案認可決定確定日から2ヵ月後に再開されるとのこと。以前から好評価のゴルフ場でもあり、新たにどれほどの相場がつくのか期待されます。
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