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横ばい状況が続く会員権相場 (05/05/30)
関東圏のゴルフ会員権相場は、ほぼ横ばいの状況が続いています。昨年後半にゆっくりと下げていた相場は、本年年初は穏やかな上昇へと転じましたが、3月前後から大きな動きは見られなくなってきました。現状を個別で見ていくと、買い一色、売り一色、ほとんど売買希望がないもの等々、いろいろな状況が混在しており、地域ごとの平均値には現れないそれぞれの動きが見て取れます。小金井CC(東京都)、戸塚CC(神奈川県)、佐倉CC(千葉県)、取手国際GC(茨城県)などは、ほとんど買い一色となっており、じりじりと相場が上がっています。横浜CC(神奈川県)、我孫子GC(千葉県)、大洗GC(茨城県)等は売り買い均衡、狭山GC(埼玉県)、フレンドシップCC(茨城県)等は売り希望が多い状況です。以上いくつかご紹介したとおり、金額帯や地域などではなく個々の評価が相場に影響しているようで、買い希望の増加で相場上昇に急反転する物件があるなど、個別の動きは意外と敏感です。経営破たん、再建完了、母体交代、新駅開業、新道開通、書換料変更、景況変化等々、ゴルフ場そして会員権を取り囲む諸々の要因が影響しあい、会員権相場は迷走しています。
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