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裾野ＣＣの更生計画案が明らかになりました (05/06/13)

裾野カンツリー倶楽部（静岡県）の更生計画案が明らかになりました。同倶楽部は、平成16年4月に民事再生法の適用を申請、その後、債権者であった（株）整理回収機構の申し立てで、同年7月に裁判所より民事再生手続中止命令、並びに会社更生法の適用申請に伴う保全管理命令を受けていました。今回明らかになったものは、再建スポンサーからの資本注入により再建を目指す計画案となっています。スポンサーは森インベストメント・トラスト（株）です。会員が引続き残る場合は、ゴルフ場経営における重要事項について決定権を有する種類株式1株（全発行数2000株）が割り当てられます。これは、経営に対して会員の意見を反映させる機会を設けるためです。また、現預託金については、80.55%がカットされ、残額を新預託金としてゴルフ場に預託することになります。退会する会員の預託金については、同率カットのうえ、残額が更生計画案認可決定確定後3か月以内に一括で支払われます。また、会社側の理事数の制限、最長6年までとした理事の任期制限等を会則に盛り込み、理事固定化の弊害防止、会社から独立した会員主体の理事会運営を目指しています。本計画案は、来る7月の関係者集会で賛否が問われる予定です。

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