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日本交通が千葉夷隅ＧＣ、那須黒羽ＧＣを売却 (05/06/20)

千葉夷隅ゴルフクラブ（千葉県）と那須黒羽ゴルフクラブ（栃木県）が、韓国系企業に売却されました。両ゴルフ場はこれまで、タクシーやバス等旅客輸送業大手の日本交通グループのゴルフ場でしたが、同グループがゴルフ場運営会社の株式や保有施設等を韓国系企業の（株）エイチ・ジェイに売却、今回の母体交代となりました。エイチ・ジェイ社は既に、米原ＧＣ（千葉県）、ペニンシュラＧＣ（長崎県）、福岡レイクサイドＣＣ（福岡県）を傘下に収めており、今回の買収により日本国内で運営するゴルフ場は５コースとなります。今回のゴルフ場売却について会員に対しては手紙で報告されましたが、突然のことだったようです。日本交通にとっては、他社でも進めている本業回帰の一連の動きと同様の趣旨による売却だったようですが、母体が日本交通、ということで会員になった方も多く、波紋が広がっています。会員への手紙によればより一層のサービス向上を図っていくとのこと、エイチ・ジェイ社のこれまでの運営実績からもゴルフ場が今以上に良くなっていくことが期待されます。しかしながら、会員権市場では売り物件が増えている状況で、今回のゴルフ場売却に対する評価が定まるまでは時間がかかりそうです。

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