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富士C大多喜城の再生計画案 (05/06/27)
富士カントリー大多喜城倶楽部(千葉県)の再生計画案をお伝えします。同倶楽部は昨年12月に民事再生法の適用を申請し、本年4月に会員等へ再生計画案を送付しました。計画案は、上場企業である東急不動産(株)が再建スポンサーとなり、同社の資金提供によって再建を進めていく内容になっています。会員に対する処遇は、倶楽部に残る場合は預託金の94.4%がカットされ、残額を据置期間10年の預託金として再預託のうえ会員権証券は新証券に差し替えとなり、会員として引続きプレーを続けることができます。また、退会する会員に対しては、預託金の5%が再生計画案認可決定確定日から3ヶ月経過後に一括弁済されます。停止されている名義書換手続については、同確定日から6ヶ月以内に再開する予定とのこと、書換料(税込)は正会員31.5万円、特定会員21万円と、従前よりかなり低く設定されました。同倶楽部は4000万円前後で会員募集をしており、施設等については相応の評価を得ているゴルフ場です。今回の一連の手続により財務内容が改善されること、名義書換料が低めに設定されたこと、東急グループの運営となったこと、等により比較的良い会員権相場がつく可能性が出てきました。
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