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梅ノ郷ＧＣの再生計画案が認可決定 (05/08/15)

梅ノ郷ゴルフ倶楽部（群馬県）の再生計画案が可決、認可決定されました。同倶楽部は平成4年10月に開場、平成11年には運営を別会社に委託していましたが、本年1月に東京地裁へ民事再生手続の適用を申請し、これまで再生計画案の立案作業が進められていました。計画案の決議は7月27日に東京地裁で行なわれ、人数で95%以上、議決権額（債権額）で82%以上の賛成を得ています。計画案によると、再建スポンサー等は求めず、約4億円と見込まれる売上げをベースに営業収益を弁済の原資とした、自主再建を基本とする再生となっているようです。弁済率等については、退会会員や一般債権者には元本の0.8%を9年間の分割で弁済、継続して残る会員には元本の0.7%を15年間据置の新預託金として預託してもらう、となっており、かなり低い弁済率となりました。また、営業収益を向上させることも課題となっており、地代の大幅減額交渉や、1年間限定会員の募集なども計画されているようです。同倶楽部の平成6年1月頃の会員権相場は約750万円でした。他のゴルフ場と同様に相場は下がり続け、ついには経営破たんとなってしまいましたが、今回の再出発で不安定要素が払拭され、新たな評価を得ることになると思われます。

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