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埴生CCが経営交代でゴールデンクロスCCに (05/08/22)
埴生カントリークラブ(千葉県)の経営会社が交代し、ゴルフ場名がゴールデンクロスカントリークラブに変更されました。同クラブは、経営会社が平成16年2月に東京地裁へ民事再生手続の開始を申請、同年8月に民事再生計画の認可決定を受けています。旧会社は全会員に預託金の1%を一括弁済し、新経営会社である(株)日本ゴルフ倶楽部には、会員の預託金債務は一切継承されていません。また、新クラブへの移行を希望した旧会員に対しては、無額面で譲渡可能ないわゆるプレー会員権が無償で発行されています。本年9月1日からは名義書換が開始されますが、書換料は正会員が50万円(税別)、平日会員が25万円(税別)となっています。最近、再生するゴルフ場が増えており、その再生内容は様々です。今回ご紹介した例は民事再生を利用した再生ではありますが、会員としてプレーを継続することができたものの、その内容は預託金を引き継がない経営交代であり、会社更生法を利用した再生内容に近いものとなりました。なお、このような場合、同所のゴルフ場であってもその会員権はまったく別会社のものとされるため、新会員権を売却してもそれを節税対策に利用することはできないと考えられます。
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