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東雲GCの再生計画案 (05/08/29)
東雲(しののめ)ゴルフクラブ(栃木県)の再生計画案がまとまりました。同クラブは本年3月に民事再生法の適用を申請しています。計画案は、経営会社の発行済株式を消却後に新株を発行しそれを上場企業のミサワリゾート(株)が引受ける、という内容で、3億5千万円の支援金をベースとしたスポンサーによる資本注入型の再生となっています。会員は預託金が99%カットされ、退会する会員については1%を計画案の認可決定確定後3ヶ月以内に一括弁済、残留希望者については1%を10年据置の預託金とすることで継続して会員の資格を得られることになりました。また、同クラブは、以前東京都江東区にあり、昭和57年に公共事業用地として明け渡し、昭和59年に現所在地に再オープン、という経緯を経ていますが、その際に旧東雲GC会員を入会金のみ預託金無しという条件で会員として受け入れています。これに該当する会員は債権者とならないためにその処遇が注目されていましたが、従来通りプレー権を有し譲渡も可能、という内容に落ち着いた模様です。今後は、9月に書面投票と債権者集会により再生計画案の決議が行なわれ、再建への一歩を踏み出すことになります。
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