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成井農林グループの弁済条件等が明らかに (05/09/05)
7ゴルフ場を経営している成井農林株式会社の協定案等が明らかになりました。同社は昨年10月7日に東京地裁へ特別精算を申請しています。協定案によると、東証一部上場企業で不動産関連事業を営む株式会社アーバンコーポレイションが、白河国際CC(福島県)、郡山熱海CC(福島県)、帯広白樺CC(北海道)、北海道クラシックGC(北海道)、北海道メイプルGC(北海道)の6ゴルフ場を、パチンコ店や飲食店等を経営しているシンクス株式会社がJクラシックGC(徳島県)を、現ゴルフ場経営会社の株式を成井農林から取得して傘下に収める模様で、両社ともゴルフ場経営は初めてのこととなるようです。会員に対しては、退会会員については預託金のうち20万円までは全額そしてそれを超える部分についてはその2%を、4年間で分割弁済します。また会員として残る場合は、退会会員と同様の弁済額を新預託金とした新証券が発行され、引続きプレーをすることができます。なお、名義書換再開は来年3月以降になる見込みとのこと。例えば郡山熱海CCの会員権相場は平成3年頃は700万円だったものが、破たん直前には20万円前後まで下がっていました。書換再開時にはどの程度の評価が得られるのか、気になるところです。
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