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再建スポンサー選定入札で高額落札 (05/10/11)

ザ・サザンリンクス・ゴルフクラブ（沖縄県）の再建スポンサー選定入札で、推定50億円前後もの高額落札がありました。同クラブは本年5月に民事再生手続開始を申請しており、今回落札したのは地元企業と共同で入札したゴールドマン・サックスグループです。ゴルフ場にはリゾートホテルが併設され、年間利用客が6万人以上とかなりの収益が見込ます。そのため、スポンサーの支援による再建を検討、プライスウォーターハウスクーパースという世界最大手の監査法人をアドバイザーとして迎え、入札による選定方法を採りました。監査法人が様々な手法を採ることで一次選考では約40社が入札に参加、その後は数社に絞り込まれたものの競争が激しく、三次選考では入札への参加費の徴収や、入札金額を全て公表しその後の金額の上積みを認める、と言った方法が採用され、高額の落札金額となった模様です。今後はゴルフ場とゴールドマン・サックスが話し合いのうえ正式なスポンサー契約が結ばれ、11月中には那覇地裁へ再生計画案を提出、認可決定確定を受けて再建の途につくことになります。ちなみに、三次選考では上場企業や外国の会社も入札に参加していたとのこと、ゴルフ場経営を希望する企業は後を絶たないようです。

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