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中峰GCが民事再生手続開始を申請 (06/01/10)
中峰ゴルフ倶楽部(新潟県)が昨年の12月22日に新潟地裁へ民事再生手続開始を申請し、保全命令を受けました。同倶楽部の経営会社は豊浦起業株式会社で、負債額は約126億円です。平成8年には約7.5億円の年商を上げていましたが、募集活動の不調や長引くゴルフ人口の減少などにより営業損失の発生を解消できず、経常的に厳しい状態だった模様です。加えて、プレー料金の低価格競争も大きく響き、また、経営支援を行ってきた地元の建設会社である株式会社本間組も、ゴルフ場の収支改善の見通しが立たないとして支援を打ち切ったことが、今回の申請に至った要因と思われます。債権者集会は1月14日で、会員のプレー権維持を最優先としてゴルフ場経営を得意とするスポンサーを探し、再建を図っていくようです。同倶楽部の会員権相場は平成5年8月に1425万円をつけていましたが、平成7年6月には975万円、平成11年6月には680万円と下がりました。その後、平成12年10月には865万円、平成16年10月には800万円と少し回復しましたが、売買件数が非常に少ない会員権であったため、ゴルフ場の経営状況が相場に反映され難い状況であったように考えられます。再建後の評価がどうなるかはスポンサー次第と言えそうです。
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