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クラブハウスの耐震性強化への取り組み (06/03/27)
最近、ニュース等で大きく採り上げられている建築物の耐震強度問題ですが、ゴルフ場のクラブハウスについても取り組みが始まりました。愛知県のゴルフ場では、築46年を経過したクラブハウスの耐震調査を行なったところ強度に問題があることが判り、耐震壁の設置等による補強工事を早急に行なうことになりました。神奈川県のゴルフ場でもハウスの老朽化と耐震問題への対応に迫られ、建て替え計画を進めている模様です。各地で大きな地震が繰り返し起きているなか、国では建築物の耐震性を向上させる法律を改正し、耐震性強化への支援を充実させる内容を盛り込みました。例外はあるものの、この支援制度を利用してクラブハウスを耐震診断すると、診断費用に対するゴルフ場の負担は3分の1となります。また、耐震改修については、その費用の15.2%が補助されます。加えて、融資制度の利用や税制面での優遇処置もあります。多くのゴルファーが利用するクラブハウスは、その安全性が重要視されることは当然のことです。厳しい経営を続けるゴルフ場が多いと言われていますが、今後、改正された支援策を利用して耐震性強化に取り組むゴルフ場が増えてくるものと思われます。
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