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裾野ＣＣが更生手続終結、書換再開へ (06/04/10)

裾野カンツリー倶楽部（静岡県）が名義書換を再開します。同倶楽部は昭和60年に開場し、静岡県内では比較的高い会員権相場をつけていたゴルフ場です。決算内容の開示や預託金償還状況の公表等を行なっていましたが、平成16年4月に静岡地裁へ民事再生手続開始を申請、同年7月には東京地裁より民事再生手続中止命令と会社更生手続の保全管理命令を受け更生手続に移行し、その間は名義書換を停止していました。今回、森インベストメント・トラスト株式会社が再建スポンサーとなり更生計画を立案、実施し、本年1月に東京地裁より更生手続終結決定を受け、書換再開となりました。引続き残った会員はプレー権が保護され、預託金は80.55%カット、残額は新預託金としてゴルフ場に再預託しています。また、同時に種類株主となっており、経営上の重要事項（営業譲渡、合併、解散）を決める際にはその決議に参加する権利を持っています。名義書換料（税別）は、正会員120万円、平日会員60万円。入会条件は、20歳以上で同倶楽部在籍の正会員2名の推薦を得ること、などとなっています。再開日は4月24日ですが、会員権市場では売却希望370万円、購入希望275万円、件数は1:3の割合、という内容で動き始めている状況です。

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