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長太郎CCが民事再生手続開始へ (06/05/01)
長太郎カントリークラブ(千葉県)が東京地裁へ民事再生手続開始を申立て受理されました。申立日は4月11日で、同日保全命令を受けています。同クラブは、中華料理店やボウリング場等を経営していた長太郎グループが昭和54年に開場させたゴルフ場です。同グループでは平成7年頃から千葉県内で新たなゴルフ場の建設に着手しましたが、景気低迷により新規会員募集の目途が立たず負債が膨らんでいたようです。加えて、他事業を含めたグループ内事業の再編の必要があったこと、預託金返還について一部で訴訟問題にまで進んでしまったこと、等の要因により現状のままでは再建が困難であると判断し、今回の事態となった模様です。なお、昨年9月には、経営会社の株式の大半をローンスター・グループの関連会社に売却しており、現在の運営はパシフィック・ゴルフ・マネージメント株式会社が行なっています。債権者確定のため名義書換は停止されましたが、営業は継続し従前どおり会員はプレーすることができるとのこと、会員権の取扱いについては最低限これまでどおりのプレー権が確保できるように努力していくとしています。少なくなってきたとはいえ、法的整理となるゴルフ場は未だに出続けている状況です。
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