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仙台ハイランドCCとミヤヒル36GCが民事再生を申請 (06/06/05)

仙台ハイランドカントリークラブ(宮城県)とミヤヒル36ゴルフクラブ(宮城県)の経営会社である株式会社青葉ゴルフが自主再建を断念し、5月24日に仙台地裁へ民事再生手続開始を申請しました。負債総額は約123億円で、その内ゴルフ会員権の預託金は約79億円を占めており、負債額では東北地方で今年最大の規模のようです。仙台ハイランドCCは昭和49年8月に18ホールで開場、ミヤヒル36GCは平成10年7月に18ホールで開場しました。会員数は両クラブ合わせて5000名ほどです。青葉ゴルフは昭和39年にゴルフ用品販売業として創業し、規模を拡大、ゴルフショップをはじめとして、ゴルフ場の他には遊園地やゴルフ練習場の経営等も行ない、平成3年には年商で31億円を超える状況でした。しかし昨年、年商は10億円を割り込み、加えてゴルフ場の会員から預託金返還を求める訴訟を起こされたため、今回の申請に至った模様です。会員向けの説明会はこれから行なわれるとのことで、再建内容については今のところ不明ですが、ゴルフ場側からは会員の財産保全を考えての今回の措置とのコメントが出ているようで、最近の他の事例と同様に、プレー権確保等を最優先に再建を目指していくのではないでしょうか。


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