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高弁済率となった霞台CCの更生計画案 (06/06/19)
霞台カントリークラブ(茨城県)の更生計画案が明らかになりました。同クラブは、ゴールドマン・サックスグループや在籍会員から会社更生法の適用を申請され、昨年8月に更生手続開始決定、入札による再建スポンサーの選定を実施し、ゴールドマン・サックスグループの株式会社アコーディア・ゴルフが選ばれました。12月にはスポンサー契約を結び、この度更生計画案がまとまった次第です。会員に対する弁済内容は、退会する会員については預託金額の57.7%をカットし残額を更生計画認可決定後3ヶ月以内に一括弁済、会員としてゴルフ場に残る会員については同率カットのうえ残額を新たな預託金としてゴルフ場に預けることになります。昨今、法的整理を行なったゴルフ場の弁済率は数パーセントのところが多いなか、霞台CCの弁済率はかなりの高率となりましたが、これは債務のほとんどが会員の預託金債務であったためのようです。計画案には、追加金等を徴収したり不当な年会費の値上げ等はしない、などの内容も盛られており、会員への配慮が窺える内容となりました。追って計画案の賛否を問う集会が開かれる予定ですが、以上のような良い条件が提示されており、賛成多数でまとまるのではないでしょうか。
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