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提出延期となった東京国際CC、桜GCの更生計画案 (06/08/21)
東京国際カントリー倶楽部(東京都)、桜ゴルフクラブ(茨城県)の経営・運営会社に係る更生計画案の提出期限が延ばされました。延期はこれで2回目です。両クラブは平成17年3月18日に東京地裁より会社更生法に基づく保全命令を受け名義書換を停止し、その後、更生計画案をまとめるための作業が進められていました。しかし、担保権が設定されている財産について、その評価額が低すぎるとして大口債権者側の理解が得られていません。評価額が高くなれば更生手続きに基づく弁済額も多くなるため、債権者側は東京高裁の判断をもとめている模様です。また、更生計画案は複数のグループから出ており、これも計画案提出延期が繰り返される一因となっているようです。東京国際CCは経営破たん直前でも300万円前後の相場で、会社更生法の適用申請は全く予期できない突然の出来事でした。現在も名義書換は停止中ですが、この先の再建を見越した購入希望が市場に多く出てきている状況で、その気配金額も300万円を少し切る程度とかなり復調しています。新たな計画案提出期限は来年の1月31日ということで再建始動には今しばらく時間がかかりそうですが、会員権市場では既に再出発への期待が膨らんでいるようです。
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