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水戸グリーンCCの再生計画案 (06/08/28)
水戸グリーンカントリークラブ(茨城県)、他を経営しているエビハラスポーツマン株式会社は、再生計画案を発表しました。同社は預託金償還問題の発生や営業実績の落ち込み等から、本年2月に東京地裁へ民事再生手続の開始を申請しています。計画案によると、会員に対する処遇は、会員としてゴルフ場に残る場合、預託金の85%がカットされ残り15%が新しい預託金(据置期間10年間)となり、引続き会員としてプレーすることができます。また、退会する会員は一般債権者と同様で、一括弁済と分割弁済が選択できるようになっています。一括弁済の場合は債権額の15%を10年後に弁済、分割弁済の場合は債権額の8%を来年の3月から6年間(年1回弁済)で分割弁済されます。なお、経営に問題が生ずるほどの弁済が発生しないように年間の弁済総額に限度額を設けているようで、場合によっては予定通り弁済を受けられない債権者が出てくることもありそうです。水戸グリーンCCは民事再生手続開始申請後も名義書換を停止せず、4月には値下げもしました。現在の相場気配は売却希望が20万円で購入希望が全く無い状況ですが、再生手続きが進むにつれ少しずつ評価も回復してくるのではないでしょうか。
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