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赤城GC、高山GCの再生計画案が明らかに (06/10/23)
赤城ゴルフ倶楽部(群馬県)と高山ゴルフ倶楽部の再生計画案が明らかになりました。両ゴルフ場は昭和62年と平成元年に旧大洋緑化グループのゴルフ場として開場しましたが、その後グループを離脱。多額の債務や新規ゴルフ場開発事業への資金投下、預託金償還問題、売上減少等が重荷となり、本年5月に民事再生手続の開始を申請していました。再生計画案では、キャノングループのキャノン電子株式会社が再建スポンサーになるとのことで、グループでは初のゴルフ場となります。現会員については、継続してゴルフ場に残る場合、プレー権はそのまま、預託金は無し、会員が死亡、高齢、病気等でプレーができなくなった場合にのみ配偶者や子に名義書換えを認めるものの第三者への譲渡は不可、となっています。また、退会する場合は、預託金額の1%が再生計画案認可確定から3ヶ月以内に一括弁済されます。残っても会員権は譲渡不可、退会しても返済は1%ということで、比較的厳しい再生内容と思われますが、大企業の傘下となるということで、施設面、運営面共に大きく改善されるのではないかという期待もあるようです。本計画案は、今月開かれる債権者集会で賛否が問われる予定となっています。
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