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アスレチックＧＣが会員権を無額面へ差替え (07/03/05)

アスレチックゴルフ倶楽部（茨城県）が、既存の預託金証券を無額面会員権証券に差替えます。同倶楽部は平成2年にガーデンゴルフ倶楽部として開場しましたが、その後預託金償還問題の発生等がありゴルフ場を売却、平成12年から新体制として運営が開始されました。その際、会員は追徴金等無しでプレー権が維持され、一律30万円の預託金証券が会員に発行されています。今回は、他ゴルフ場で無額面のいわゆるプレー会員権を発行することが最近増えていること、財務面等を一層強化していきたい、などの観点から30万円の預託金を会員全てに返還することになった模様です。会員数は約600名とのことで返還総額は約1億8千万円となりますが、年会費を一人当たり12.6万円徴収していることもあり、資金面での問題は無いと思われます。返還は本年3月31日現在の会員に対してで、4月以降の名義書換については新無額面証券が有効、今回の手続き中も名義書換は停止されません。これまで、ゴルフ場の解散等に伴い預託金を一斉に返還するという例はいくつかありましたが、営業を続ける中での預託金一斉返還はあまり聞いたことがありません。会員権市場でどのように評価されるのか、注目していきたいと思います。

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