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総武CC等が民事再生手続開始を申請 (07/04/09)
総武CC(千葉県)、スプリングフィルズGC(茨城県)、軽井沢森泉GC(長野県)の経営会社が民事再生手続開始を申請しました。各クラブの会員権は、共通会員権を含め全て名義書換停止となっています。今回の経営破たんの主原因は預託金償還問題で、バブル期に5000万円近くで行なった総武CCの会員募集による預託金の償還期限が到来し、償還希望が集中、返還に応じることができなかったようです。なお、同会員権の償還期限は一度、平成9年に延長手続きが採られていました。総武CCは総武グループの中核を成すゴルフ場で、歴史も知名度もあるコースです。破たん直前の会員権市場での相場は500万円前後で推移しており、相場動向からは破たんの兆候を読み取ることはできませんでした。今後については、総武CCとスプリングフィルズGCは外資のパシフィック・ゴルフ・グループが、軽井沢森泉GCはリゾートトラスト株式会社が再建スポンサーとなり再建の途へつくことになります。また、同グループの武蔵野GC(東京都)、川越CC(埼玉県)、中山CC(千葉県)は、別会社であり資本や債権債務等についても関係無しとして、名義書換を含め従来通り営業を続けるとのことです。
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