MASUKURA GOLF INTERNET INFORMATION SERVICES

ニュース

東京国際ＣＣと桜ＧＣの更生計画案が認可決定に (07/05/01)

東京国際ＣＣ（東京都）と桜ＧＣ（茨城県）を経営する株式会社東京國際カントリー倶楽部（他二社）の更生計画案が、裁判所より認可決定を受けました。計画案は更生管財人の案、抵当権を持つ債権者の案、株主の案の三案が提示され、本年3月の債権者集会で議決が採られました。しかし、更生債権者の方では管財人案、更生担保権者の方では債権者案と同意が二つに分かれたため、裁判所が判断することになり、双方の同意率の差などが考慮され、管財人案が認可決定を受けました。管財人案は会員を主体とした計画案で複雑な内容となっていますが、概要は、会員が設立する中間法人がゴルフ場を所有、運営する、間接的な株主会員制を目指す内容となっています。なお弁済については、会員からの拠出金（預託金）と再建スポンサーからの借入金（転換社債）を充当する計画となっています。東京国際ＣＣは平成17年3月に会社更生法に基づく保全命令を受け、名義書換を停止しました。それ以来、再建に向って様々な取り組みがなされてきましたが、まもなく更生計画案が確定し再建の途につくことができそうです。会員権市場では書換停止中ながら300万円前後の金額で売買希望が出ており、ほぼ買い一色の状況です。

Copyright (C) 2007 Masukura Corp. All rights reserved.