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下田城CCが民事再生手続開始を申請 (07/05/14)
下田城カントリー倶楽部(新潟県)が4月23日に東京地裁へ民事再生手続の開始を申請し、同日、保全命令を受けました。ゴルフ場は通常営業を継続していますが、会員権の名義書換は停止しています。同倶楽部の経営会社は昭和62年に設立され、ゴルフ場は平成2年に18ホールで開場、新規会員募集は180〜500万円で行なわれました。開場後は順調に営業していたようですが、長く続いた不況の影響を受け、他のゴルフ場と同様に入場者数が減り売上が減少、近年は厳しい経営状況であったようです。また、平成14年には預託金の償還期限が到来したため会員に預り期間の延長を要請すると共に、平成15年からは新入会者に発行される預託金証券の額面金額を会員権を購入した実金額とするとの規則をつくる等、預託金償還問題にも取り組んできたものの、今後、預託金返還は難しいと判断したとのこと。今回の申請に至った原因は、多くの事例と同様に売上減少と預託金償還問題でした。再建方法についてはスポンサー型となりそうで、既にそのスポンサーも決まっているようです。会員のプレー権の保全を最優先に、早期に再建されることを望みたいと思います。
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