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甘楽CCと広陵CCの再生計画案 (07/06/04)
甘楽CC(群馬県)と広陵CC(栃木県)の再生計画案が明らかになりました。両コースを経営しているのは山田総業株式会社で、昨年12月に東京地裁へ民事再生手続開始を申請し同日から名義書換を停止、負債総額は約110億円、再生債権者(会員を含む)の総数は3500名超となっています。甘楽CCは18ホール、広陵CCは27ホールで両ゴルフ場共に昭和50年に開場、大規模照明器具店に関連するゴルフ場であるとして、相応の評価を得ていました。しかし、平成6年頃から営業赤字が続いたことや、平成9年頃から預託金の償還期限が到来し始めたことから、今回の再生手続き申請に至った模様で、本件の再生手続き原因も最近の他ゴルフ場の事例と同様でした。再生計画案によると、信託銀行の協力の下で再建スポンサーを募り、10社以上の応募を得た中で最良の条件を提示した、株式会社アコーディア・ゴルフとスポンサー契約を締結したとのことです。既存会員については、退会する会員には預託金の27%を弁済、クラブに残る会員についは預託金の37%を10年間据置の新預託金とし、プレー権は守られます。また、アコーディア・ブランドを使用しない、という内容も盛られています。計画案は今月に賛否が問われる予定です。
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