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新東京ＧＣがパシフィックマネジメントのグループへ (07/07/09)

新東京ＧＣ（茨城県）の経営会社が変わりました。これは、旧経営会社である新東京興業株式会社の株式を、東証一部上場のパシフィックマネジメント株式会社の子会社であるパシフィックスポーツアンドリゾーツ株式会社が取得したことによるもので、新経営会社はピーエスアール坂東株式会社となり、社長にはパシフィックスポーツ社の社長が就任しました。同クラブは昭和39年に開場、これまで経営者一族により運営されていましたが、今後、新東京ＧＣ単独での経営は厳しくなっていくことが予想され、今回の経営譲渡に至った模様です。なお、同クラブは開場が比較的古いこともあり、発行している会員権の預託金額は低く、いわゆる預託金償還問題を起因とした経営譲渡でありません。預託金、プレー権、従業員、ゴルフ場名等もそれぞれ従来のまま引き継がれます。資金力のある会社が経営母体となったことで、老朽化したクラブハウスの建て替えなど、施設更新やサービス向上が進められるのではないでしょうか。名義書換は7月1日から停止されました。停止直前の正会員権相場は70万円で、活発に売買される銘柄ではありませんでしたが、今後ゴルフ場としての魅力が増すことで書換再開後の相場上昇も期待できると思います。

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