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菅平高原、グランステージ、霞ヶ浦出島が民事再生へ (07/07/17)

菅平高原ＣＣとグランステージＣＣ丸子コース（長野県）は、6月29日に民事再生手続の適用を申請しました。負債総額は約101億円の模様です。菅平高原ＣＣは昭和39年、グランステージＣＣは昭和49年に開場し比較的歴史のあるゴルフ場ですが、500万円から1000万円程度の預託金額の会員権を相応数発行しており、最近は預託金返還の請求が増えその資金繰りに苦慮していました。加えて、地元金融機関からの借入金の返済や売上高の減少なども影響し、今回の申請に至りました。再建は、広くホテル業を営むルートイングループからの支援を受けて進められることが内定しています。霞ヶ浦出島ＧＣ（茨城県）は、7月2日に民事再生手続の適用を申請しました。負債総額は約141億円の模様です。霞ヶ浦出島ＧＣは別名称で昭和56年に開場しました。預託金については会員の同意を得て償還期限の10年間延長を2回実施しましたが、今後、償還に対応することは難しいこと、売上高の減少が続いていること、などにより今回の申請に至りました。再建については、オリックスグループの支援を受けて進めらます。ご紹介したゴルフ場はいずれも書換停止となりました。既存会員のプレー権を守りつつ、早期の再建を期待したいと思います。

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