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総武ＣＣの再生計画案 (07/07/30)

総武カントリークラブ（千葉県）とスプリングフィルズゴルフクラブ（茨城県）の再生計画案が明らかになりました。両クラブの経営会社である総武都市開発株式会社は、バブル期に高額預託金で会員補充募集を行いましたがその後その償還が重荷となり、本年4月に民事再生法の適用を申請しています。計画案はパシフィックゴルフグループをスポンサーとした内容となっており、新設する新経営会社にゴルフ場事業を分割、新経営会社の株式をパシフィックゴルフグループに売却、その売却代金と手持資金、資産売却代金等を債務弁済に充てる、というものです。弁済原資は公租公課等を差引いて65億円程度になる模様で、一般債権者と退会する会員には債務額（預託金額）の21%を弁済、クラブに残る会員については23%を新預託金とすることでプレー権が保護されます。また、現会員数を超える追加会員募集等は行なわない、ゴルフ場名や共通会員制度の維持、クラブハウスの新設等を挙げ、同グループを代表するゴルフ場として運営する方針を打ち出しています。一部会員が更生法適用による再建を目指している模様ですが、いずれにせよ早期に再建の一歩を踏み出し、会員が心から楽しめるゴルフ場に戻って欲しいと思います。

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