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栃木インターCCのスポンサーにオリックス・グループ (07/08/06)
栃木インターカントリークラブ(栃木県)の再生計画案が明らかになりました。同クラブは、本年3月19日に民事再生法の適用を申請しており、再建はスポンサーの協力を得て進めていく方法となっています。再建スポンサーはオリックス・グループのオリックス・ゴルフ・インベストメンツ有限会社で、栃木インターカントリークラブ株式会社が資本金を減資し、その後新たに発行する株式を引き受けるかたちを採ります。再生計画案によると、現会員が退会する場合は預託金の20.5%が計画案認可決定確定後2ヶ月以内に弁済されます。また、継続して会員として残る場合は、同20.5%を10年間据置の新預託金とした会員証券が発行され、引続き会員としてプレーすることができます。加えて、従前より行なっていた会員権を分割する手続きを民事再生終結後も行えることとする、正会員は1800名までとする、土日祝日は会員のスタート枠を確保する、等々が盛り込まれています。最近のゴルフ場の法的整理に伴う弁済率は数%というものが多いなか、今回は比較的高い弁済率の事例となりました。インベストメンツ社は東ノ宮CC(栃木県)の再建スポンサーでもありますが、そこでの弁済率も高いものとなっています。
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