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月夜野ＣＣの再生計画案が可決 (07/08/20)

月夜野カントリークラブ（群馬県）の再生計画案が可決されました。同クラブは昭和60年8月に18ホールで開場し、会員権の名義書換は平成15年5月から行なえるようになりましたが、本年3月に民事再生手続きの開始を申請しました。その後、再生計画案が立案され、7月30日に債権者集会を開催。出席した債権者の94%以上、また債権額では全体の96%以上にあたる賛成を得て、再生案が可決されました。再建内容は、不動産ファンド運営会社の株式会社ダヴィンチ・アドバイザーズが設立した合同会社ケアンズをスポンサーに迎えて再建を進める内容で、旧経営会社の全株式を消却のうえ第三者割当増資を実施し、それをスポンサー会社が引き受けるかたちとなっています。旧会員の預託金については99.75%をカットし、残りの0.25%について、退会希望の会員には再生案認可決定確定日から3ヶ月以内に一括弁済、残留する会員は施設を賃借りし経営を行なう月夜野カントリー株式会社に新預託金として預け、引続きプレーすることができます。書換開始当初の相場は30万円前後でしたが、本日現在は6万円と低い状態となっています。再生案が実行され、早期に経営の安定化が図られることを期待したいと思います。

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