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カワカミヴィラージュCCが民事再生手続開始を申請 (07/10/01)
カワカミヴィラージュカントリークラブ(長野県)が9月25日に民事再生手続の開始を東京地裁へ申請し、同日保全命令を受けました。負債額は約73億円でそのうち預託金は約52億円とのことです。同クラブの経営会社は昭和60年に株式会社八ヶ岳チキンジョージカントリークラブとして設立されました。その後買収等があり、昭和62年に株式会社東京川上村クラブに商号変更。平成3年に18ホールで同クラブを開場し、平成8年に現商号の株式会社カワカミヴィラージュとなっています。他例と同様に、年々売上が減少し経営も厳しさを増していたようで、平成12年には到来した預託金の償還期限を10年間延長。近年も来場者数の減少等により収益の悪化が続き、自主再建を断念し今回の申請に至った模様です。再建はスポンサーの協力を得て進めていく方針で、城里ゴルフ倶楽部(茨城県)を経営する株式会社ノザワワールドのグループがスポンサーとして決定しています。会員権相場は、書換を開始した平成8年頃に150万円前後で推移していましたがその後下降を続け、ここ数年は低迷していました。早期に再出発を果たし、名義書換が再開され、相応の会員権相場がつくことを期待したいと思います。
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