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成田ＧＣが民事再生手続開始を申請 (07/10/15)

成田ゴルフ倶楽部（千葉県）を経営する株式会社成田ゴルフ倶楽部が、10月3日に東京地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日、名義書換を停止しました。申請時の会員権相場は420万円前後となっており、他クラブと同様に最近は値下がりが続く状況でした。負債総額は約431億円、そのうち会員の預託金は約335億円とのことで、一つのゴルフ場としてはかなり大きな負債額となっています。同倶楽部は昭和63年11月に18ホールで開場しました。高級志向の法人会員制クラブというコンセプトで、基本的に一部上場企業を対象とした会員募集を実施し、その募集金額も段階により5000万円から1億円を超える高金額が設定されていました。その後、預託金償還対策と思われる会員権分割等が行われ、現在の会員数は約800名、会員権数は約1400口とのこと。平成18年にはゴールドマン・サックスグループが株式を取得し、グループ入りしています。今回の破たんは他事例と同様に、預託金償還問題と金融機関からの債務の処理問題等が起因している模様です。再建方法はスポンサーの協力を得て進める意向のようで、そのスポンサーにはゴールドマン・サックスグループの株式会社アコーディア・ゴルフの名が挙がっています。

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