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南富士CCが営業強化策を掲げ新体制に (07/10/29)
南富士カントリークラブ(静岡県)の経営が新体制となりました。これは、同クラブの系列元となる大光銀行(新潟)が持っていた抵当権を、あおぞら銀行グループの会社が取得したことによるものです。新社長には、ゴルフ場やスキー場の開発、事業再生、経営指導に関わり、グリーンキーパー等の経験もある方が就任するとともに、収益の安定とサービス向上を目指して営業強化策を掲げ、新たな取り組みを始めています。クラブハウス内では量販店と同様の品揃えと価格でゴルフ用品の販売を開始、インターネットを利用した予約受付けでは月間300人以上の集客増を達成しています。また、会員の満足度並びに集客力を向上させるためにコースコンディションをより良くする必要があるとし、適正なコース管理によりグレードアップを図りたいとしています。今回の営業強化は10%以上の集客増を目標としているとのこと、これにより経営の安定化を進めていく模様です。なお、諸策実施に伴う設備投資等の費用はメンバーフィー等に転嫁しない方針で、会員重視の姿勢を示しています。今回の新体制移行と営業強化が、低迷している同クラブの会員権相場の上昇につながるか。今後の動向を観ていきたいと思います。
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