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妙高高原GCが民事再生法を申請 (07/12/25)
妙高高原GC(新潟県)が民事再生法の適用を申請しました。負債額は会員の預託金約12億円を含む約98億円です。同ゴルフ場は平成11年に開場しました。当初は旧住友建設の系列として営業していましたが、親会社の再編から三井住友建設の系列へ移り、その後同建設系列の不動産資産管理会社傘下に移行しました。しかしその管理会社がゴルフ場経営から手を引くこととなり、南紀観光株式会社が全株式を取得、経営再建を図ってきました。約100億円を投じて開発された同ゴルフ場は、高速道路のインターチェンジや長野市内から近くアクセスが良いことが評価され、相応の来場者数を維持していましたが、他の事例と同様に近年は来場者数の減少、近隣との競合による客単価の下落などで業績が低迷。加えて冬季の降雪によるクローズなども影響し、赤字計上が続き債務超過の状態に陥っていた模様です。また、約7年後に期限が到来する預託金償還についてメドが立たないことも、今回の申請に至った原因の一つのようです。ゴルフ場からは、早期に再建を果たし会員の利益のため名義書換を開始したい、との意向が示されています。
本年もご利用いただき誠にありがとうございました。新年は4日より営業いたします。
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