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総武ＣＣ等の再生計画の認可決定が確定 (08/04/14)

総武ＣＣ（千葉県）とスプリングフィルズＧＣ（茨城県）を経営する総武都市開発株式会社の再生計画の認可決定が、4月1日をもって確定しました。同社は、平成19年4月に民事再生手続開始を申請しています。申請直前、会員権市場での相場動向には再生手続へ移行するような気配は全く無く、突然の申請に市場も大きく動揺しました。その後、8月に東京地裁より再生計画の認可決定がなされていましたが、計画案を不服とした一部会員からの即時抗告申立てなどもあり、東京高裁の判断も仰がれたうえでの今回の確定となりました。今後、会員は5月1日までに、会員としての継続もしくは退会等の選択、手続きをする必要があります。また、同社は会社分割され、新しく設立される総武カントリークラブ株式会社にゴルフ場事業が引き継がれます。そして、総武ＣＣ社の全株式をＰＧＭグループのパシフィックゴルフプロパティーズが取得し、ＰＧＭの傘下に入ることになります。なお、ＰＧＭは40億円近い資金を投入し、ゴルフ場の改修等を行う模様です。両クラブが再建の途につくことになりました。名義書換も早期に再開されるようです。無事に再建を果たし、高い評価が得られるゴルフ場になることを期待したいと思います。

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