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富士河口湖ＧＣがフォレスト鳴沢Ｇ＆ＣＣに (09/04/20)

富士河口湖ＧＣ（山梨県）は名称をフォレスト鳴沢Ｇ＆ＣＣと変更し、4月26日にプレオープンすることになりました。同クラブは太平洋銀行系列のゴルフ場として昭和61年に18ホールで開場、ベント1グリーンでラフも洋芝とした富士山麓にある林間コースで、ホテルなどの附帯施設もあり、会員権相場は平成2年頃に4000万円を超える高値をつけたことがあります。しかし、平成17年に破産し休場、その後不動産賃貸業等を営む株式会社長谷萬の子会社である鳴沢森林開発株式会社が買収し、クラブハウスやコースの改修を進めていました。今後、旧会員は一代限りで譲渡不可の特別プレー権と優先予約権を持つプレーヤーとして登録ができるとのこと、クラブ競技への参加とハンディキャップの取得はできませんが、年会費の納入を条件に特別料金でプレーできます。また、同クラブは今月から200万円で正会員募集をしていますが、旧会員は100万円で入会できます。ゴルフ場の破産は、その再建過程で旧会員が切り捨てられることも間々あります。今回は他の事例よりも厳しい感はありますが、旧会員にも相応の配慮がなされたと言えるのではないでしょうか。

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