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甲斐芙蓉CCが民事再生法の適用を申請 (09/09/14)
甲斐芙蓉カントリー倶楽部(山梨県)を経営している平成総合サービス株式会社は、9月8日に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けました。会員権の名義書換も合わせて停止しています。同倶楽部は昭和59年9月に開場、高級ゴルフ場として営業してきました。しかし、売上が伸びずに赤字経営が続いていたこと、および、会員の預託金返還期限が到来したものの返還請求に対応できなくなったこと等が、今回の破綻に至った大きな理由のようです。負債総額は約142億円でそのほぼ全額が預託金でした。再建について、その詳細については明らかになっていませんが、バス事業や不動産事業等を営んでいる国際興業株式会社が再建スポンサーとなることが、既に基本合意されているとのことです。同社は三島ゴルフ倶楽部(静岡県)と勝沼ゴルフコース(山梨県)を経営しており、山梨県内では2つ目のゴルフ場となります。同倶楽部の会員権相場は、平成6年頃には2000万円前後の相場をつけており、再生法適用申請直前でも85万円近辺の相場となっていました。再建が進むことで追って名義書換も再開されると思われますが、ゴルフ場の内容からすると相応の相場に回復することが期待されます。
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