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藤代ＧＣの弁済率が上昇 (09/12/07)

藤代ゴルフ倶楽部（茨城県）の弁済率が上昇しました。同倶楽部は7月30日に民事再生法の適用を申請し、8月に債権者集会を開催しています。その際、弁済率は18%程度と説明していましたが、集会では親会社である鉄道弘済会への意見も多く出たため、鉄道弘済会はゴルフ場経営会社である弘済事業株式会社への債権約101億円を放棄することになり、弁済率が28%に上昇しました。弁済は2回に分けられ、再生計画認可決定確定日より6か月以内に債権額の28%を弁済、その弁済日から12か月以内に残りの財産を原資とした弁済が実施されます。同倶楽部では、会員権の保有者以外にクラブ競技等に参加可能な1名を登録することができる制度を設けていましたが、今後も別途預託金を負担することで継続できるとのこと。弘済事業はゴルフ場事業を継承する新会社を設立、その会社の全株式を再建スポンサーの株式会社アコーディア・ゴルフに譲渡、弘済事業はその後清算となります。なお、債権者数は461名、債権額は約220億7060万円で、債権者集会は来年の1月12日に開催の予定です。同倶楽部会員権の預託金額は1000〜3000万円を中心に8500万円まであります。名義書換が開始されれば、相応の相場をつけるのではないでしょうか。

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