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市原京急ＣＣが名義書換制度を廃止 (10/01/25)

市原京急カントリークラブ（千葉県）では、本年2月1日より名義書換制度が廃止されることになりました。「書換停止」はよく知られている言葉ですが、今回は制度そのものを廃止するとのことです。これにより、ゴルフ会員権市場で同クラブ会員権の売買はできなくなり、相場も立たなくなります。市原京急ＣＣは大手私鉄である京浜急行の系列ゴルフ場で、昭和55年に開場した18ホールの丘陵コースです。会員権の預託金の据置期間は10年で、当初約1800名在籍していた会員は、預託金償還を伴った退会手続等により1600名を割っている状況となっています。そのため、今回の書換廃止後は会員募集も実施されるとのこと。募集金額は252.5万円（入会金52.5万円、10年据置の預託金200万円）、定員100口の募集内容となっています。また、預託金の早期償還制度が導入され、据置期間に満たない既存会員に対し、満了日に達するまでの期間を基に年4%を減額するかたちで、償還に応ずることになりました。なお、償還を受けて退会しても再入会できるとのことです。長引くゴルフ会員権相場の低迷が、今回の「廃止」という事態を招いたのかもしれません。今後どのような影響が出てくるのでしょうか。

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