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南総CCとニュー南総GCが民事再生法の適用を申請 (10/02/01)
南総CC(千葉県)を経営する株式会社南総カントリークラブが、約128億円の負債を抱え、1月22日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。同社は、建設業大手の熊谷組の関連会社である土地興業株式会社が100%出資して設立された会社です。その後、預託金償還期限が迫った平成11年に会員権を分割、預託金額を500万円に統一し据置期間を10年間延長しています。また、ニュー南総GC(千葉県)を経営する芙蓉土地株式会社も、約115億円の負債を抱え、同日、民事再生法の適用を申請しました。同社は昭和35年に設立され、駐車場の運営や不動産仲介等を行っていましたが、その後南総CCの増設計画を基にしてニュー南総GCを開場させました。会員権分割や預託金据置期間延長も南総CCと同時期に実施しています。なお、両社共に株式の売却により平成18年にゴールドマン・サックスグループの傘下となり、株式会社アコーディア・ゴルフが運営していました。今回の申請に合わせ、会員権の名義書換は停止しています。今後、どのような再生案が提示されるのでしょうか。その内容によって、名義書換再開後の相場にも影響が出てきます。どの程度早期解決が図られるのか、これからの動向が注目されています。
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