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小田原城ＣＣが経営譲渡のうえ会員へ再生案提示 (10/06/21)

小田原城カントリー倶楽部（神奈川県）が経営譲渡された模様です。5月に会員へ送付された通知により明らかになったもので、これまで経営していた株式会社小田原城カントリー倶楽部と株式会社グリーンプランニングは債務超過の状況にあるとのこと、会員からの預託金返還請求には応じられないとし、代替案の提示もされています。通知の発送人は新しく経営会社となった株式会社富士商会で、金融機関との債務交渉、ゴルフ場運営収支の改善、預託金制から無額面プレー会員権への移行、などを柱とした事業の再生案を挙げており、民事再生法等の法的整理を用いないで経営の健全化を目指すとしています。既存の会員権の取扱いについては、最大4口まで分割することができ8月まで分割会員権の名義書換料は無料、ゴルフ場を継続利用する場合には同倶楽部指定の業者へ1万円で会員権を売却することでプレー会員権の発行を受けることができる、などとしています。また、退会希望者については、指定業者が預託金額の2%で会員権を買取り損益通算ができるようにする、とのことです。今回の通知により会員側に混乱があったとのお話しも聞きました。会員の理解と協力を得て、順調に再生を果たしてもらいたいと思います。

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