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望月ＣＣが再生計画案を会員に配布 (10/08/02)

望月カントリークラブ（長野県）の再生計画案が会員に配布されました。同クラブは昭和51年に開場し、本年1月に民事再生手続開始を申請しています。計画案では、債権額の1.5%を3回に分けて弁済するとのこと。1回目が本年末まで、2回目は平成27年末まで、3回目は平成32年末までに弁済するとしています。また、債権額の1700万円を超過した部分については、0.1%の弁済となります。退会を希望する場合は、再生計画案が認可決定を受けた日より2ヶ月以内に届出をすることとし、継続して会員として残る場合は、弁済額から1万円を差引いた金額が3回に分けて弁済されます。なお、1万円については新預託金となり、新しい預託金証券が発行されます。債権者集会は8月26日に開かれ、本計画案について決議される予定です。今回の再生計画は弁済率は低いものの、現会員のプレー権は確保される見通しで、継続会員となっても弁済が受けられることが他例と少し異なる点だと思います。再生案が確定しても、弁済が終了するのは10年後で、再建の道のりはまだまだ長いと言わざるをえません。会員の協力を得ながら確実に再建が果たされることを願いたいと思います。

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