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南富士ＣＣが債権者に再生計画案を通知 (11/06/06)

南富士カントリークラブ（静岡県）の民事再生計画案が、このほど債権者に通知されました。同クラブは、平成22年12月に東京地裁へ民事再生手続きの開始を申請しています。今回の計画案では会員への預託金弁済率は3.96%とし、再生計画案認可決定確定後3か月以内に一括で弁済される内容となっています。また、継続して会員として残る場合は、同弁済金を10年間据置の新しい預託金としてクラブに預託することで、従前どおりプレーすることが可能となります。現在、名義書換は停止されていますが、再開は再生計画案認可決定確定日の翌月1日としており、早ければ今年の夏には名義書換が再開される見込みです。南富士ＣＣは昭和58年に開場し、平成2年1月のピーク時には会員権相場が1800万円前後で推移していましたが、その後、名義書換停止直前の平成22年12月にはご売却希望で10万円まで落ち込んでいました。震災後、会員権相場は下がり続けましたが、5月頃からようやく下落の勢いが気持ち鈍くなってきたようです。同クラブの名義書換再開は早くても8月になると思われますが、相場がどの程度まで回復するか注目していきたいと思います。

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